面倒な確定申告を簡単に終わらせる方法

どうも、自称面倒臭がりの私です。

私はこれまで約6年個人事業主として生活してます。
正直言って大した稼ぎもなく、細々と生活しているため税理士と契約していたり、誰かを雇用していたりお金のかかるようなことはしておりません。

いや、できません!!

そのような出費をしていたら、あっという間に資金が底をついてホームレスです。

そんな私のように、人を雇ったり税理士と契約できないような弱小事業者にとって、大変なのが年に一度やってくる…

確定申告です。

私も、日々帳簿をしっかりとつけていれば苦労はしないのですが、そこまで気が回らないのが個人事業主の宿命です。

そんな私は、実はそこまで苦労して確定申告をつけたことがありません。

おねえさん

白色申告なら簡単だよね

Da1

経費も計上したいので青色申告でやってるよ

おとこのこ

青色申告だと提出書類多いし、それを作成する知識もソフトもないからな…会計ソフトを導入するとなると結局お金かかるし、知識がないから使えないよ?

実際に白色申告であれば簡単ですよね!
提出する書類も
・確定申告書
・収支内訳書

この2点のみで済みます。

経費を記載する項目があるため経費計上も可能ですが、経費など細かな数字を正確に記載するためには結局は貸借対照表損益計算書を用意することにもなりかねませんし、複式簿記をする事と大差ありません。

白色申告は税務申告が苦手で、経費だとか細かな記載ができない人が行う方法と言っても過言ではないでしょう。

少しでも節税したいならば、事業の内訳を厳密に正確に細かく記載する必要が出てきます。

えらいひと

青色申告ならば控除もあって支払う税金が安く抑えられるかもしれないから、できる事ならば青色申告で申請した方がいいよ!

青色申告で必要な書類は、
・確定申告書
・青色申告決算書
・貸借対照表と損益計算書
・第三表
(分離課税用、事業所得に加え譲渡所得がある場合)
・第四表
(損失申告用、赤字で青色申告する場合)


確定申告において、私が長年経験した結果から一言で言いますと…

白色申告でも青色申告でも個人が知識がない状態でゼロからスタートするのは不可能に近いという事です。
まず、帳簿をつけるという事業者では当たり前の仕事すら頭の片隅にありません。

帳簿をつける余裕も習慣もないからです。

そもそも、一般的に家計簿すら日頃からしっかりと記帳している人がほとんどおらず、その多くがどんぶり勘定で大まかにしか収支を把握できていません。

そのような習慣でいる人間がある日突然事細かに家計簿をつけられる訳もなく、個人事業主1年生が事業の収支を事細かに帳簿に都度記載しておけることもないでしょう。

そして、確定申告の時期になると慌てて
・銀行口座の入出金履歴
・手元にある領収書

これらの情報を手探りでなんとか苦し紛れの確定申告を行う訳です。

それでも、実際の銀行口座(資産)に基づいた収支ですから、おおよそ問題はないのですが、経費を申請し忘れて損してしまう方も少なくないと思います。

また、個人が手作業で行うと家計簿のように収支のみを帳簿につけるのが限界です。
結果として、単式簿記の作成が個人事業主1年生が行える最大限になると思います。

そもそも個人事業主として税務署に申請している方はとても真面目に事業と税務に向き合っている方が多く、それだけでも偉いと感じます。企業や組織に雇用されずに何らかの形で事業を行っていながら、事業の開業申告をせずにいる方、そのように申告をしなければいけないことを知らない方も少なくありません。

その点、税務署に開業届を提出して確定申告を行おうと言う方は当たり前と言われればそれまでですが、誠実だと私は思います。

個人事業主1年生は知識も経験も余裕もない
・帳簿をつける習慣がないため、銀行口座の入出金履歴から帳簿を作成しがち
・手元にある領収書を経費計上するも、全て記載しきれない

結果:単式簿記が限界!
   白色申告で更に損する!

目次

確定申告とは

確定申告とは、個人や法人が所得や利益、資産などの税金を納めるために、その年度の所得や経費などを税務署に申告することです。具体的には、個人の場合は年末調整で源泉徴収された給与所得以外の所得や経費を申告し、納税額を計算します。法人の場合は、その年の収入や支出、減価償却費などを申告し、法人税を計算します。

確定申告は、自己申告制度に基づくものであり、個人や法人自身が所得や利益を正確に申告することが求められます。申告漏れや不正申告を行うと、税務署から課税処理が行われ、罰則金の支払いや刑事罰を受けることになる場合があります。

確定申告は、毎年1月から3月末までの期間に行われます。また、納税期限は確定申告期間終了後2ヶ月程度となっておりますので、期限までに必要な書類を準備し、申告手続きを行うようにしましょう。

確定申告の種類

確定申告には、主に以下の3つの種類があります。

所得税の確定申告

所得税の確定申告は、給与所得者以外の所得がある人が行います。例えば、不動産の賃貸所得や株式の配当所得などです。源泉徴収以外の所得を計算し、所得税を納付するために申告を行います。

住民税の確定申告

住民税の確定申告は、主に個人が行います。住民税は、所得税に加算されて納められるため、所得税の確定申告と同時に行う場合が多いです。但し、住民税には、不動産や自動車などの固定資産に課税される固定資産税分の申告も含まれます。

法人税の確定申告

法人税の確定申告は、法人が行います。法人は、その年の収益や支出を申告し、税金を納付するために申告を行います。また、法人税には、地方税である事業税や都市計画税が含まれるため、これらの税金も一緒に申告を行う必要があります。

確定申告の準備

必要な書類を揃える

確定申告に必要な書類には、収入や経費、控除などに関するものがあります。例えば、給与所得の源泉徴収票、年末調整の申請書、住民税の課税証明書、医療費や寄附金の領収書などです。必要な書類を事前に用意しておくことが大切です。

所得や経費を計算する

所得税の確定申告では、収入から経費や控除を差し引いた所得を計算し、その所得に対して税金を計算します。自分の所得や経費を正確に計算することが重要です。また、税務署のホームページや税理士などの専門家のアドバイスを活用することもおすすめです。

納付書を用意する

確定申告で納付する税金については、税務署から送付される納付書を用意します。納付書には、納税期限や支払い方法などが記載されているため、注意して確認することが必要です。

申告書を作成する

所得税や住民税の確定申告には、申告書が必要です。紙で申告書を作成する場合と、電子申告書を利用する場合があります。また、法人税の確定申告では、法人税法に基づく特別の申告書を利用する必要があります。

提出する

確定申告書や納付書を税務署に提出します。申告期限までに提出しなければならないため、余裕をもって準備しましょう。

確定申告のやり方

税務署のホームページから電子申告書をダウンロードするか、紙の申告書を入手する

所得税や住民税の確定申告には、電子申告書を利用するか、紙の申告書を使うことができます。電子申告書を利用する場合は、税務署のホームページからダウンロードすることができます。また、紙の申告書は、税務署や郵便局などで入手できます。

必要な情報を入力する

申告書には、自分の住所や氏名、年収や経費などの情報を入力します。また、控除や還付額などの情報も入力する必要があります。入力する情報は、自分の収入や支出に関する書類を参照しながら行います。

申告書を確認する

申告書を作成したら、必ず内容を確認しましょう。誤りがある場合は、税務署から指摘されることがあります。確認が終わったら、申告書を提出します。

提出する

申告書は、税務署に提出します。提出する際には、必要書類とともに提出する必要があります。また、納税額がある場合は、納付書も提出する必要があります。

以上が、確定申告のやり方の一例です。ただし、確定申告の手続きは、個人や法人、種類や金額によって異なるため、詳しい手続きは税務署のホームページや税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

確定申告の注意点

期限を守る

確定申告の期限は毎年3月15日です。期限を過ぎてから申告すると、遅延税や罰金が発生することがあります。必ず期限を守りましょう。

正確な情報を入力する

確定申告は、自分の所得や支出に関する情報を正確に入力する必要があります。誤った情報を入力すると、税務署から指摘を受けたり、罰金が発生することがあります。

必要な書類を用意する

確定申告には、自分の収入や支出に関する書類が必要です。例えば、源泉徴収票や領収書などです。必要な書類を事前に用意しておきましょう。

控除を受けるために必要な書類を用意する

控除を受けるためには、所定の書類が必要です。例えば、医療費控除を受ける場合には、医療費の領収書が必要です。控除を受けるために必要な書類を事前に用意しておきましょう。

納税額を計算する

確定申告の際には、自分の納税額を計算する必要があります。計算方法や税率は、種類によって異なります。正確な納税額を計算しておきましょう。

以上が、確定申告の注意点の一例です。確定申告は、税金に関する重要な手続きですので、注意深く行うようにしましょう。また、申告について分からないことがあれば、税務署や税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

確定申告を簡単にするツールやサービス

e-Tax

e-Taxは、国税庁が提供する確定申告の電子申告システムです。e-Taxを利用すると、納税申告書の作成から申告書の提出まで、すべてオンラインで行うことができます。また、e-Taxは、納税額の自動計算や必要書類のダウンロード機能など、様々な機能が備わっているため、確定申告の手続きを簡単にすることができます。

確定申告ソフト

確定申告ソフトは、自宅のパソコンで確定申告を行うためのソフトウェアです。確定申告ソフトを利用すると、納税額の自動計算や必要書類の入力支援機能など、手間を省く機能が備わっています。また、申告書の保存や印刷なども簡単に行うことができます。

税理士や会計事務所のサービス

税理士や会計事務所は、確定申告の代行サービスを提供しています。税理士や会計事務所に申告を代行してもらうと、自分で申告を行う手間を省くことができます。また、専門家に申告を任せることで、正確かつ適切な申告が行われるため、申告漏れや誤りを防ぐことができます。

確定申告書のオススメ2選

確定申告ソフト「Freee(フリー)」

「Freee」とは、クラウド型の経理・人事労務ソフトウェアであり、確定申告に必要な書類の作成や納税額の自動計算などを行うことができます。以下に「Freee」の主な特徴を挙げます。

クラウド型で利用しやすい

「Freee」は、クラウド型のソフトウェアであり、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも利用することができます。また、初期費用や月額利用料が無料であるため、手軽に利用することができます。

税務申告に必要な書類の作成が簡単

「Freee」は、給与計算、源泉徴収票、青色申告承認申請書、所得税決算書など、税務申告に必要な書類の作成が簡単に行えます。また、納税額の自動計算も行えるため、確定申告の手続きをスムーズに進めることができます。

銀行取引データの取り込みが容易

「Freee」は、銀行口座と連携して、銀行取引データを取り込むことができます。取り込んだデータは自動で仕訳され、簿記の手続きを効率的に行うことができます。

多彩な機能が備わっている

「Freee」には、請求書の発行、入出金管理、経費精算、給与計算、勘定科目の自動設定など、多彩な機能が備わっています。これらの機能を利用することで、経理業務の効率化が図れます。

以上が、「Freee」の主な特徴です。利用することで、確定申告の手続きをスムーズに進めることができるだけでなく、経理業務全体を効率化することができます。

確定申告ソフト「マネーフォワードクラウド」

「マネーフォワードクラウド」とは、クラウド型の経理ソフトウェアであり、請求書や領収書のデータの取り込み、経費精算、会計帳簿の作成、確定申告書類の作成など、経理業務をトータル的にサポートする機能を備えています。以下に「マネーフォワードクラウド」の主な特徴を挙げます。

クラウド型で利用しやすい

「マネーフォワードクラウド」は、クラウド型のソフトウェアであり、パソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも利用することができます。また、初期費用や月額利用料が無料であるため、手軽に利用することができます。

請求書や領収書のデータの取り込みが簡単

「マネーフォワードクラウド」は、請求書や領収書のデータを、スマートフォンのカメラで撮影するだけで取り込むことができます。また、メールに添付された請求書のデータも自動で取り込むことができます。
もちろん、通常のマネーフォワードとの連携も可能です。銀行やクレジットカードなどのオンラインデータを取得し、簡単に仕分け作業ができます。

経費精算が容易

「マネーフォワードクラウド」には、スマートフォンのカメラで撮影した領収書やレシートを、簡単に経費として計上する機能が備わっています。また、承認フローを設定することで、経費精算の手続きをスムーズに進めることができます。

会計帳簿の作成が簡単

「マネーフォワードクラウド」は、入出金データの自動仕訳機能を備えており、会計帳簿の作成が簡単に行えます。また、各種レポートを自動生成するため、経理業務の可視化にも役立ちます。

確定申告書類の作成が容易

「マネーフォワードクラウド」には、青色申告の所得税・住民税の確定申告書類を自動生成する機能が備わっています。また、申告書の提出期限や税金の支払期限をお知らせしてくれる機能もあり、とても便利です。

「Freee(フリー)」と「マネーフォワードクラウド」の違い

「Freee」と「マネーフォワードクラウド」は、どちらもクラウド型の経理ソフトウェアですが、以下にそれぞれの違いを挙げてみます。

主な利用対象

「Freee」は、中小企業や個人事業主、フリーランスなどのビジネス利用が主で、会計・経理の業務効率化を目的とした機能を提供しています。一方、「マネーフォワードクラウド」は、個人や家計の利用も多く、家計簿や家計管理の機能も提供しています。

機能の違い

「Freee」は、売掛・買掛管理や、給与計算、勘定科目の自動設定など、会計・経理に特化した機能を豊富に持っています。一方、「マネーフォワードクラウド」は、請求書・領収書のデータ取り込みや経費精算、家計簿・家計管理など、家計管理に特化した機能が充実しています。

料金プランの違い

「Freee」は、月額利用料がかかりますが、初期費用は無料です。「マネーフォワードクラウド」は、基本的に無料で利用できますが、有料のオプションサービスがあります。また、家計簿・家計管理機能については、一部の機能に制限があるものの、無料で利用することができます。

確定申告支援の違い

「Freee」は、確定申告支援機能が充実しており、青色申告の所得税・住民税の確定申告書類を自動生成する機能があります。「マネーフォワードクラウド」にも確定申告支援機能がありますが、こちらは有料のオプションサービスとなっています。

以上のように、「Freee」と「マネーフォワードクラウド」は、それぞれ異なる特徴を持っています。利用目的や必要な機能によって、どちらを選ぶか判断するとよいでしょう。

【まとめ】確定申告はクラウドソフトで簡単にできるようになった!

確定申告は申告する内容も、申告する種類も、申告する方法も多種多用でとても複雑です。
しかし、クラウド型の確定申告ソフトを使用すれば簡単に申請ができるようになります。素人の私でも申告することができました。確定申告ソフトは「Freee(フリー)」と「マネーフォワードクラウド」の2つが代表的です。
使い心地や用途によっても向き不向きがありますが、基本的には同じことができます。日頃から家計簿をつけている人は「マネーフォワードクラウド」を使用すると家計簿の延長線上に確定申告ができるので便利です。

ご自身にあった確定申告の方法を見つけて簡単に申告しましょう!

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