Magsafeとは?Qiとの違いとiPhone用ワイヤレス充電でおすすめ機器を紹介

iPhoneを充電する時、皆様はどのような方法で充電してますか?
Lightningケーブルを用いて充電する方法が多数を占めると思います。
理由としては単純に充電速度が安定しており、確実に充電されるからです。

しかしながら、最近はワイヤレス充電という方法も確立されてきて、充電ケーブルを刺さずとも置くだけで充電ができるので、興味がある方も少なくないでしょう。
ワイヤレス充電と一口に言っても、Qiだったり、Magsafeだったり、規格も様々です。

正直、多すぎてどれが良いのかわからない!
そんな方も少なくないのではないでしょうか?

私の知り合いにもワイヤレス充電に興味を持って購入したけど、充電がされなかったり、充電速度が遅くて使い物にならないなんて愚痴をこぼす人がいました。

ワイヤレス充電は使い物にならないのでしょうか?

結論から申し上げますと…

ワイヤレス充電は有線ケーブルの充電より使えます!

私も最初は有線ケーブルで十分だと考えてましたが、ワイヤレス充電に慣れてしまうと、ケーブルを繋いで充電する方法が面倒になってしまいました。

もう、この便利さは手放せません。

そこで、今回はワイヤレス充電について詳しく解説していきます!!

目次

ワイヤレス充電とは?

ワイヤレス充電とは、電力を伝送するために電線を使用せずに、電気的に非接触で充電する技術です。

ワイヤレス充電は、主にQi(チー)と呼ばれる標準規格によって定義されています。Qiは、電気信号を無線周波数で送信するために、調整された送信コイルと受信コイルを使用しています。

ワイヤレス充電は、充電用のパッドやスタンドに置くだけで、対応したスマートフォン、タブレット、またはウェアラブルデバイスなどの充電ができます。一部のスマートフォンは、ワイヤレス充電に対応しており、Qiスタンダードをサポートしているため、Qi対応の充電パッドやスタンドで充電することができます。

ワイヤレス充電の利点は、充電用のケーブルを使用しなくても、デバイスを充電できること、また、充電用のポートが壊れたり、汚れや水濡れなどの影響を受けたりすることがないため、より信頼性が高いことなどが挙げられます。

ワイヤレス充電の種類は3つある!

ワイヤレス充電には、大きく分けて3つの種類があります。

  1. Qi(チー)規格 Qiは、ワイヤレス充電の最も一般的な規格であり、多くのスマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイスなどで使用されています。Qi規格は、充電用のパッドやスタンドにデバイスを置くだけで、充電が可能です。充電パッドとデバイスの受信コイルが正しく位置合わせされることで、充電が行われます。
  2. PMA(Power Matters Alliance) PMAは、Qiと同様に、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイスなどの充電に使用される規格です。PMAは、主に北米で使用されています。
  3. AirFuel AirFuelは、複数の規格を統合した新しい規格で、複数の充電機能を統合することができます。この規格は、QiとPMAをサポートしており、同じ充電パッドで複数のデバイスを充電することができます。また、AirFuelは、大容量の充電や、高速充電などの機能も提供します。

これらの規格は、デバイスと充電パッドまたは充電スタンドの間に、電磁誘導または磁気共鳴を使用して、充電信号を送信します。それぞれの規格によって異なる仕様があり、互換性については注意が必要です。

QiとMagsafeの違いは?

QiとMagsafeは、ともにワイヤレス充電技術の一種ですが、いくつかの違いがあります。

まず、Magsafeは、Appleが開発したワイヤレス充電技術であり、Qiよりも新しい技術です。Magsafeは、Appleのスマートフォンやウェアラブルデバイスなどの一部の製品で使用されており、磁気アダプターと充電パッドを組み合わせて充電することができます。磁気アダプターは、デバイスの背面に磁石で固定され、正しい位置に置くことが容易になっています。一方、Qiは、充電パッドや充電スタンドにデバイスを置くだけで充電することができます。

Magsafeの最大の特徴は、磁力によってデバイスを固定できることです。これにより、充電中にデバイスを誤って動かしてしまうことを防止できます。また、Magsafeは、Qiよりも高速充電が可能です。最大15Wの出力が可能であり、一部のQi充電器では最大10Wまでしか出力できません。

ただし、MagsafeはApple独自の技術であるため、他社の製品には対応していない点が大きな違いです。一方、Qiは、幅広いデバイスに対応しているため、より汎用性が高く、複数のメーカーによって採用されています。

また、Magsafeは、磁石によってデバイスを固定しているため、デバイスの背面に金属製のケースやアクセサリーを取り付けている場合は、充電ができない場合があります。一方、Qiは、デバイスの背面に金属製のケースを取り付けていても充電が可能です。

Magsafeのまとめ
・充電速度が速い!
・正しい位置に置くことが容易!
・磁石によってデバイスを固定できるのでズレにくい!
・Apple独自の技術のため、他社製品には対応していない!

ワイヤレス充電の5大メリット

ワイヤレス充電の主なメリットは以下のとおりです。

使いやすい!

ワイヤレス充電は、ケーブルを挿す必要がないため、充電するための手順が簡単で、使いやすいです。また、充電中にデバイスを操作することができます。スタンドタイプを用いれば、充電したい時にそこに置くだけで充電が始まります。寝る前など暗がりでiPhoneなどのスマホにケーブルを刺そうと思っても穴が見えないので刺すのに苦労した経験を一度は体験したことがあるでしょう。ワイヤレス充電では、ただ置くだけで良いのです。シンプルイズベスト!簡単で使いやすいのがワイヤレス充電です。

安全である!

ワイヤレス充電は、接続端子の損傷やケーブル断線による危険性が少なく、接触不良による発火事故などのリスクを低減できます。充電ケーブルを刺したり抜いたりを繰り返すと、ケーブルは徐々に劣化してきます。気が付けばケーブルが断線していたり、避けて中身が見えていたりして、使い物にならない事も少なくありません。

ケーブルは消耗品である!

そう感じる方も少なくないはずです。

また、Lightningケーブルの端子が空気中の水分などで錆びついて挿しても充電がされないなどの経験はありませんか?
挿す向きを変えたり、端子部分を拭き取ったりして苦労することもあるでしょう!
ワイヤレス充電であれば、そのような劣化や危険性が少なくて安心して使う事ができます

便利性が高い

ワイヤレス充電は、充電ステーションを置いておけば、デバイスを充電するためのケーブルを探す必要がなくなり、デバイスの充電状況を気にする必要がなくなります。充電したい時に、ケーブルをしまった場所がわからなくなり、ケーブルを探すところから始めた経験はないでしょうか?

また、いざ外出しようと思った時に、
「あれ?充電がないぞ!!?」
なんてことに遭遇した人も多いはずです。

私も外出する時、iPhoneは充電していたけど、AirPodsを充電し忘れていたことがありました。
電池切れになり鉄の塊と化したAirPodsをただ持ち歩くだけで、音楽が聴けずに悲しくなったことがありました。

ワイヤレス充電ならば、常に充電ステーションに置いておくだけでフル充電を維持してくれているので、充電状況を考えず、いつでも外出する準備が整った状態でスタンバイさせることができます。

もちろん、iPhoneもしっかり充電済なので、電池切れを気にすることもありません。

美観性が損なわれない!

ワイヤレス充電は、充電ステーションを置くだけで、充電ケーブルが不要となり、スッキリとした印象を与えるため、美観的なメリットがあります。
ケーブルを出しっぱなしにしていたら当然ながら美観性が損なわれます。結果、ゴチャゴチャしている印象を与えてしまい、インテリア性が悪くなってしまうのです。
また、作業スペースを狭めてしまうので、とにかく邪魔になります。ケーブルを机上から避けると、それを拾い上げてから差し込むという手間が増えますし、ケーブルを収納していたならば、それを取り出してコンセントに差し込み、ケーブルを差し込むという非常に面倒なことになるのです。

汎用性が高い

ワイヤレス充電規格であるQiは、複数のメーカーによって採用されており、幅広い種類のデバイスに対応しています。Magsafeは、Apple独自規格なので磁石で固定することはできませんが、Qi規格の一つなので、充電自体は可能です。
そのため、Qi規格のワイヤレス充電ステーションを持っていれば、iPhoneだろうが、Android だろうが関係なく充電ができます。

友人が遊びに来た時に「充電させて」と言われて承諾したものの、充電ケーブルがLightningケーブルしかなく、友人のAndroid のスマートフォンが充電できなかったなんて経験がある人もいると思います。
ワイヤレス充電ならば、そんな場合でも充電させることができるのです。

ワイヤレス充電の5大デメリット

ワイヤレス充電について、すごい魅力的な話をしてきましたが、それでも主流はケーブルを刺して充電するスタイルが一般的なのには変わりません。それはワイヤレス充電にはデメリットも存在すると考えられているからです。主なデメリットは以下のとおりです。

充電速度が遅い!

ワイヤレス充電は、ケーブルを使った充電に比べて充電速度が遅い場合があります。また、Qi規格のワイヤレス充電器は最大15Wまでの出力しか対応していないため、急速充電には向いていません。

「充電速度が遅い場合がある」
ここがポイントです。Qiは充電ステーションの種類によって充電速度が大きく異なります。
正しい知識を持って、良い商品を選べば個人的な感想にはなりますが、ケーブル充電と大差なく使用できます。

ただし、急速充電よりも遅いのは確かです。
急速充電だと約30分程で50%以上充電が可能なこともあります。しかし、急速充電による熱の発生により、バッテリーの寿命が短くなる場合がありますし、そもそもワイヤレス充電ステーションに置くようにしておけば常に充電が満たされているので、そのように充電速度を気にする必要も多くないでしょう。

ワイヤレス充電の場合は、有線のケーブル充電に比べて30分程長くなることが多いとされています。これを長いと感じるのか、誤差の範囲と感じるのかは個人の判断になりますが、私はワイヤレス充電で十分だと思いました。

充電効率が低い!

ワイヤレス充電は、電力の伝達距離が限られているため、ケーブルを使った充電に比べて充電効率が低くなる場合があります。ワイヤレス充電の充電速度が遅い理由はこの充電効率が低いことが由来しています。しかしながら、このデメリットも同様に商品によっては充電効率を高めるためにMagsafeの磁石で固定するなどの工夫によって効率のロスを極力減らしてくれるものもあるため、しっかりとした商品を選べば問題にもならないでしょう!

充電中の使用が制限される!

ワイヤレス充電中にデバイスを使用することは可能ですが、充電効率が低下する場合があるため、使いながら充電したい場合には不向きです。しかし、それは有線ケーブルによる充電でも同様でしょう。充電中はケーブルの範囲内から動けず、コンセントの位置によって制限されてしまいます。結果、充電しながら使用することはそこまで多くないのではないでしょうか?

それならば、使用していない時はワイヤレス充電の場所に置いて、使用する時にはそこから持ち上げるだけのほうが簡単です。結局は使い方の問題に起因してくるため、使い方を改めれば問題は解決します。

デバイスの位置や配置に注意が必要!

ワイヤレス充電は、充電ステーションとデバイスの位置や配置に注意が必要で、正しい位置に置かなければ充電できない場合があります。おそらく、多くの方がワイヤレス充電に抱く問題は、この正しい位置に置かないと充電されないことでしょう。私も最初に触れたワイヤレス充電は少しでも位置がズレるだけで充電がストップしてしまいました。

「少しズレただけで充電されてないとか使い物にならない」

つまり、ワイヤレス充電はゴミだ!!

そう結論づけたこともありましたが、それは商品が悪かったり、使用方法を誤っていたことに起因してました。
現在では、良い商品も多数発売されており、あとは使用者の使い方と考え方を改めるだけで問題はなくなりました。

また、後述しますが、ワイヤレス充電器には電源アダプタ(コンセント部分)が別売りのものが多く存在します。
この電源アダプタの規格が推奨値を満たしていない場合には、少しズレただけでも充電がストップしたり、充電開始してもすぐに止まってしまい使い物にならなかったりします。ワイヤレス充電が悪いのではなく、電源アダプタの選択が間違っている場合も多いのです。

コストが高い!

ワイヤレス充電器は、ケーブルを使った充電器に比べてコストが高い場合があります。有線の充電ケーブルだと安い物では1,000円未満で購入できてしまいます。しかしながら、ワイヤレス充電器は数千円、高いものだと数万円するものまであり、有線ケーブルと比較してコストが高めです。
更に電源アダプタの要求値も高いものが多いので、結果として新たに電源アダプタを買い直さなければいけない場合も多いので、コストが更に上がってしまいます。

ワイヤレス充電器のタイプ

ワイヤレス充電器と言っても、実は様々なタイプが存在します。
タイプによって使用方法も異なってくるため、購入の際には使用方法を想定してから購入が必要です。

ここでは大きく分けて4つのタイプに分類して紹介します。

スタンド型充電器

スマートフォンを立てかける形状の充電器で、画面を見ながら充電ができます。高さがあるため、高さに制限がある場所に置くのは不向きですが、設置スペースが少ない商品も多いのが特徴です。商品によってはiPhoneとAppleWatch、AirPodsなど複数デバイスを同時に充電できる商品もあります。

パッド型充電器

フラットな形状の充電器で、スマートフォンを置いて充電します。ズボラ派な方には重宝するでしょう。ただ置くだけで充電できるのは便利ですが、置いたまま画面を見る、操作するなどの作業には不向きです。

車載用充電器

車に設置して、ワイヤレス充電でスマートフォンを充電できる充電器です。ズレに弱いワイヤレス充電器は車載と相性が悪いようにも感じますが、iPhoneでMagsafe対応機種を使用しているならば、マグネットタイプを選ぶとズレずに安定して充電することが可能です。固定も磁石なのでワンタッチで装着できます。

モバイルバッテリー型充電器

バッテリーとしても使用できるため、外出先での充電に便利な充電器です。こちらもiPhoneでMagsafe対応機種ならばマグネット式を選ぶと持ち歩きながら充電が可能になります。Android とiPhoneどちらにも充電が可能なので、友人が外出先で困ったときに助けることが可能です。人気者になりたい方は1台懐に忍ばせておきましょう!

Magsafe充電器の悪い点

私もMagsafe充電器を所持しております。15Wの充電速度はとても早くて、当然ながら1Aの電源アダプタで繋ぐlightningケーブルよりもずっと早くて快適です。ケーブルに挿すより、手間がかからないので充電が楽になりました。

しかし、充電速度が速くて、磁石でズレないApple純正のワイヤレス充電規格であるMagsafeですが、3つ問題があります。

価格が高い

Apple純正品なので仕方のないことですが、値段がとにかく高いです。

Apple(アップル)
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約6,000円と高額ながら、他ワイヤレス充電と同様に電源アダプタは付属してないので別途用意が必要となります。

ケーブルが美観性を損ねる

ワイヤレス充電のメリットでもあった美観性がMagsafe充電器単体だと享受できません。有線ケーブルと同様にコンセント部分から伸びたケーブルが丸見えなので、出しっぱなしにするのは躊躇してしまいます。
lightningケーブルよりも先端部がとても大きいため、ぶら下げるなんて使用方法もできません。そのまま使用し続けるとケーブルの根本が断線しそうな不安も覚えます。
よって、取り扱いには一層慎重にならなければいけないため、かえって使い勝手が悪く感じるかもしれません。

Apple製品の白さが机上では浮いてしまい、余計にインテリアにマッチしません。

単体では有線ケーブルと変わらない

Magsafe充電器単体だと、結局のところ有線のlightningケーブルと使用方法が変わりません。
それが良い点でもあるかもしれませんが、ワイヤレス充電器のメリットを十分に享受できているとは言えず、コネクタ部分を挿すという手間が省かれた程度なのです。そこに約6,000円を支払う価値はあるのでしょうか。

別売りのMagsafe充電器をはめ込んで使用するスタンドなどを購入すれば用途は広がるでしょう。
しかし、結局のところ別売り商品を購入しなければいけず、ケーブルも見えるので統一感が感じられずに美しくありません。
※商品によってはケーブルを隠してくれる商品もあるかもしれません

純正Magsafe充電器のまとめ

Magsafe充電器の最大のメリットは、マグネットで吸着されることです。マグネットのおかげでズレることなく、安定して充電が可能になる点が最も良い所ですが、純正のMagsafe充電器ではなくとも、マグネット対応のワイヤレス充電器であれば同様にズレずに安定した充電が可能になります。純正Magsafe充電器とサードパーティ製のワイヤレス充電器を所有している私としては、純正Magsafeを選ぶ理由が少なく、サードパーティ製のワイヤレス充電器ばかり使用しているのが実情です。

ワイヤレス充電器は様々な種類が存在します。ここではそんな数多のワイヤレス充電器の失敗しない選び方と注意点についてお話します。

ワイヤレス充電器の選び方と注意点

ワイヤレス充電器の選び方

ワイヤレス充電器は、様々な形があります。まずは自身の使用方法を想定しましょう!
iPhoneを使わない時、机にポンと置いている方が大半かと思います。その習慣を変えずにいきたいズボラ派な方はパッドタイプの充電器を選ぶと良いかもしれません。しかし、パッドタイプはマグネット式が少なく、ズレると途端に充電がストップします。ワイヤレス充電が使い物にならないと主張する多くの人はワイヤレス充電器とiPhoneを適正な位置で維持するということが難しいために使い物にならないという訳です。

そこで個人的にはスタンド型のワイヤレス充電器を強くオススメします。
スタンド型充電器はマグネットを採用している商品も多い為、Magsafe対応のiPhoneであればズレることなく確実に充電が可能です。Androidを使用している、又はMgsafe非対応のiPhoneを使用している方でも、置くことで充電位置が定まりやすいので置く位置がズレて充電されないといった問題を回避しやすくなります。

充電速度を重視すべきという意見もありますが、そもそもワイヤレス充電は使わない時に充電スタンドに置いたままにすることを習慣化しておけば、充電速度は問題となりません。
私はApple純正のMagsafe充電器を所有してます。確かに充電速度が速く快適ですが、速さに助けられたという経験は今のところほとんどありませんでした。
しかし、充電速度が速いということは、出力が高いという意味でもあります。
出力が弱いと少しズレただけでも充電がストップしてしまいますが、出力が高いと多少ズレても充電してくれるのでAndroidを使用している、又はMagsafe非対応のiPhoneを使用している方は少しでも出力の高いワイヤレス充電器を選ぶことをオススメします。

先ほどから何度か「マグネット式」という言葉が出てきてますが、Magsafe対応のiPhoneを使用されている方は、マグネット式のワイヤレス充電器を選ぶことが必須だと言いたいくらいに重要です。
ズレずに確実で快適なワイヤレス充電を約束してくれます。

ワイヤレス充電器を購入する際の注意点

ワイヤレス充電器を購入する際、どんなワイヤレス充電器を購入するのかも重要ですが、どんな電源アダプタを使用するかのほうが重要かもしれません。どんなに優秀なワイヤレス充電器を購入したとしても、電源アダプタが要求値を超えてなければ、ワイヤレス充電器は正常に作動せず、「全然充電されない!やっぱりワイヤレス充電は使えない」と信頼が失われてしまいます。実は電源アダプタが原因でワイヤレス充電が冤罪になっているケースが後を絶ちません。

この問題が多発する原因は、ワイヤレス充電器の多くが電源アダプタが付属していないことにあります。

付属すると値段が一気に高くなってしまい、競争力が落ちてしまうので、同封できないのでしょう。
以前、私の友人から「ワイヤレス充電が使えない」と相談を受けたのですが、その原因は電源アダプタの出力不足でした。
具体的には5V2.0A以上の出力が必要なのに、5V1Aの電源アダプタを繋いで使用していたのです。

電源アダプタも様々な商品が販売されており、記載方法もバラバラでわかりにくいのが現状です。
そのため、どの商品を選べば良いのか難しいことが挙げられます。

ワイヤレス充電器に接続する電源アダプタ選びで迷っているならば、下記条件の電源アダプタを購入してください。

・20W以上
・PD3.0(又はQC3.0)以上
・5V3A以上

ただし、複数デバイスを充電可能なワイヤレス充電器などは、要求値が30W以上の商品がございます。
要求値が必ず記載されているはずなので、購入前にチェックしてから購入してください。

おすすめのワイヤレス充電器

いろいろとワイヤレス充電器について論じてきましたが、「少し理解したけど正直選ぶの面倒だからおすすめを教えろ」って方もいらっしゃるでしょう。
そこで、コストパフォーマンスに優れた商品をズバリお伝えします。

Magsafe対応のiPhoneを使用している方ならば、エレコム製のワイヤレス充電器スタンドタイプ一択です!!
価格も安く、マグネット強度も抜群でズレ落ちたり充電がされない、遅いと言った心配が皆無です。クリアタイプのiPhoneケースを装着しておりますが、ケースの上から問題なく充電できます。私はiPhone14proを使用しており、カメラ部分が飛び出しているため、干渉してしまうことを危惧していたのですが、干渉することなく充電できます。

ワイヤレス充電器と併せて電源アダプタも購入したので、そちらも簡単に紹介いたします。

AUKEYです。

ANKERではありません。

AUKEY(オーキー)です。

恥ずかしながら、私はANKER(アンカー)だと勘違いしたまま購入しそうになりました。
絶対に間違えるのを期待してパクってます。

しかしながら、本家と比べて約1/3の価格です。
サイズもとても小型で持ち歩きにも適してます。
レビューも高かったために敢えてこちらを購入しました。

このAUKEYがANKERに見えたんですから不思議ですね…

安いながらもすごく使い勝手がよくて購入して良かったです。
もう1個追加購入も検討してます。

まとめ

ワイヤレス充電器は充電が遅い、そもそも充電すらままならない、使い物にならないなど悪く言われることが多い商品です。しかしながら、それは間違った知識と有線ケーブルと変わらない習慣での使い方によって誤ったまま使用していることに起因してます。特に電源アダプタの要求スペックすら満たさずに使用している方までいる現状のため、本来の性能が発揮できずにいるワイヤレス充電器も少なくありません。最近ではマグネット対応のワイヤレス充電器も増えており、ワイヤレス充電が商用化され始めた頃と比べると格段に性能が上がってます。「弘法筆を選ばず」とはよく言ったもので道具は使い方です。使用者の使い方によって良くも悪くもなってしまいます。
ワイヤレス充電を正しく使用すれば生活は一段と便利になりますので、ぜひご検討ください。

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