【保存版】電動歯ブラシ大手3メーカー徹底比較

毎日の健康習慣として歯磨きは毎日の習慣かと思います。
歯を磨かない人はほとんどいないでしょう。

そして、歯磨きは虫歯や歯周病予防、口臭予防という観点はもちろんですが、それが回り回って生活習慣病に結びつくという論文がある通り、健康で文化的な生活を営むためには必須の作業です。

手磨き箒(ほうき)だとしたら、
電動歯ブラシ掃除機です。

手磨きでもキレイに磨くことは可能ですが、
電動歯ブラシを使えば手早く簡単にそして
なんと言ってもピカピカに磨くことができます。

私は中学校1年生から現在に至るまで

  • オーラルB(ブラウン)
  • ソニックケア(フィリップス)
  • ドルツ(パナソニック)

大手メーカー3社を長期間使用してきました。

そんな私がそれぞれを使ってきた中で、
最もオススメの電動歯ブラシをお伝えします。

目次

3メーカーの概要

ブランドオーラルBソニックケアドルツ
メーカーブラウンフィリップスパナソニック
ブラシの構造回転型音波振動式音波振動式
振動数上下:約 48,000 回/分
左右:約 10,500 回/分
毎分約31,000回ヨコ:毎分約31,000回
タタキ:毎分約12,000回

メーカーからの情報では、どのメーカーも大きな大差は見受けられません。

しかしながら、ブラウンのみ回転型を採用しております。

重要な振動数ですが、こちらも大きな差がなくなりつつありますね。
過去にはドルツが劣っていたらしいですが、それも昔の話です。
あくまでもスペック上であり、その振動幅がどのくらいなのかは記載されておらず、そこは使用者の感覚で感じるしかございません。

あとはサイズや替えブラシのコスト比較、使い心地といった主観的な点にて比較していきます。

全体的なサイズ感

電動歯ブラシ大手3社の本体(左からドルツ、ソニックケア、オーラルB)
電動歯ブラシ大手3社の本体を斜めに見た様子(左からドルツ、ソニックケア、オーラルB)

左からドルツ、ソニックケア、オーラルBとなります。

グリップ感はオーラルBが持ちやすい印象ですが、どうにも重さが気になります。
ソニックケアも同様に重いイメージです。

2メーカーに比べるとドルツはとても軽量で、女性にも扱いやすい印象です。

オーラルBはゴムグリップのため、手から滑り落ちる心配も少ないでしょう。
ドルツはゴムグリップにはなっておりませんが、逆三角形の形をしており、滑り落ちにくいように配慮された形をしているので、その辺は流石の日本企業です。

重量をまとめてみました。

  • オーラルB:132g(iO9)
  • ソニックケア:135g(ダイヤモンドクリーン)
  • ドルツ:110g(EW-DP55)

僅かな差にも感じますが、
手に持ってみるとドルツがとても軽く感じます

握り心地

オーラルBを手に持った様子
オーラルBを手に持った横の様子

オーラルBは太いので握り心地は最高です。ゴムグリップを採用しているのも評価は高いですね。しかしながら、やはり重さがネックです。

ソニックケアを握った様子
ソニックケアを持った様子

太く見えていたソニックケアですが、こうして握ってみると意外とスマートです。

デザイン性が高く、こちらも握りやすいですが、やはり重さが気になるところ。

ドルツを握った様子
ドルツを手に持った様子を横から撮影

最後にドルツです。
とても軽量で心配になります。悪く言うと重量感がないのでチープです。
しかしながら、他メーカーと比較すると軽量で取り回しがよく、逆三角形の形状のために手に力を入れずともしっかりグリップできるので、女性にも扱いやすい日本メーカーらしい繊細な作りです。

男性の私ではどのメーカーでもペングリップができましたが、手の小さい女性や子供はドルツが宜しいかと思います。

ブラシの形状比較

3大メーカーの電動歯ブラシの形状を確認してみましょう。

電動歯ブラシ大手3社の歯ブラシ部分(左からドルツ、ソニックケア、オーラルB)
電動歯ブラシ大手3社のブラシ部分(左からドルツ、ソニックケア、オーラルB)

わかりやすく3本を並べてみました。

唯一の回転型であるオーラルBは、少し分厚く感じますね。

ドルツは毛先が細くて細かなところに届きそうです。

オーラルBのブラシ部分

オーラルBのブラシ部分を拡大してしてみました。

やはり少し分厚いです。

こうして拡大してみるとブラシの毛が斜めに生えてます
これにより、歯にまっすぐ当ててもブラシが斜めに当たることで
隙間にしっかりと届くことができる仕組みです。

考えられた作りをしていますね。
私が最も長く使用したのもブラウンですが、使用後に磨き不足を感じたことはございませんでした。

ソニックケアのブラシ部分

次にソニックケアのブラシ部分を拡大してみます。

U字になっており、先端部分が歯の隙間にフィットするように作られてます。
後ほど説明するドルツと比較するとドルツは毛先を細くすることで隙間にアプローチしていますが、ソニックケアはブラシの形状自体をU字にすることで隙間にアプローチする仕様です。

ドルツのブラシ部分

最後にドルツのブラシ部分を拡大してみました。

ブラシの毛の先端部分がさらに細くなっており、この極細毛がしっかりと歯垢を取り除いてくれます。

最も優れている点は、付け根が薄いことです。

歯ブラシが分厚いと奥歯を磨くときに難儀します
電動歯ブラシの唯一の欠点がゴツいことで奥歯を磨きにくいというのが弱点でした。
しかしながら、この薄さは手磨きの歯ブラシと比較しても大差なく、ストレスフリーで磨くことが可能です。

ドルツを評価する上で一番気に入っているポイントの一つです。

価格比較

電動歯ブラシはピンからキリまで様々な機種が存在しており、同じメーカーでも性能によって差別化が図られてます。

ここでは各メーカーの中で個人的に一番オススメしたいものをピックアップし、その理由を記載します。

そして、その各メーカーを代表した機種の価格とランニングコストの比較を行っていきます。

オーラルB(ブラウン)

※上記写真をクリックすると購入ページにリンクされます。

あくまでも個人的主観で申し上げますが…

こちらの「ブラウン オーラルB iO9」を最もお勧めします。

価格は記事投稿時で約27,000円程です。
下位モデルのiO6が29,000円程ですので何故か上位モデルの方が安い状況にあります。
オーラルB最上位モデルにふさわしく、回転数こそ公表されておりませんがブラシ1本1本が振動する革新のテクノロジー「遠心マイクロモーション」を新搭載しており、評価もとても高いです。

ランニングコストなのですが…

3本入りで3,555円
1本当たり1,185円です。

発売されたばかりで替えブラシは過去モデルとの互換性もなく、
購入に難儀するかもしれません。

過去モデルならばスマートシリーズ以上のモデルを選びましょう。
すみずみクリーンシリーズとProシリーズは回転数が低いので避けるべきです。
スマートシリーズ以上(ジーニアスシリーズ含む)は10,500回転なので安心できます。

できる限り安くて性能が高いモデルが欲しい方はスマートシリーズをお選びください。

上記リンクから購入が可能です。
私が購入するならば間違いなくiO9シリーズです。

ソニックケア(フィリップス)

私が2番目に使ったメーカーがこちらのソニックケアです。

その中でも最もオススメなモデルは

※上記画像をクリックすることで購入ページにリンクします。

こちら、イージークリーンです。
価格も4,980円と安価ながらも上位機種と同じ31,000回振動します。
上位機種との違いはモードの数やスマートフォン連動といった機能のみです。
シンプルイズベストで選ぶならばこちら一択でしょう。

逆に、上位機種となると価格も大幅に上昇します。

替えブラシのランニングコストは正規品で3本入り3,618円
1本当たり1,206円です。

互換性のある非純正ブラシを使用するならば安価ですが、正規品だとどうしてもお高い印象を受けてしまいます。

購入する際には、本体が安いからという理由だけで選ぶのではなく、ランニングコストを考えて互換性ブラシも含めて検討しましょう。

余談ですが、ソニックケアの互換性替えブラシは、
8本入りで1,695円です。
1本当たり212円となり圧倒的に安くなりますが、
非純正ブラシなので歯垢除去力は感覚的に劣ります。

私の両親もソニックケアを非純正の替えブラシを装着して使用しておりましたが、使用感が劣るということで、その後純正ブラシに戻りました。

結局、互換品は純正品に劣る使用感となってしまいますので、そうなると純正品のランニングコストがどうなのかという比較になってしまいますね。

個人的にはグラスに置くだけで充電できるという
充電のしやすさからダイヤモンドクリーンが好みです。
…しかし、高い

ドルツ(パナソニック)

そして、最後にご紹介するのが私個人として一押しのドルツです。

※上の画像をクリックすると購入ページにリンクします。

型番では「EW-CDP55」となっておりますが、公式ページでは「EW-DP55」です。

これの下位モデルだと横振動のみで縦振動がなく、上位モデルではBluetooth搭載でスマートフォンと連携しますが、性能はEW-DP55と変わりません。

そう考えると、ドルツのベストバイはEW-DP55です。

ランニングコストも他電動歯ブラシと同様に比較しましょう。

執筆時の価格ですが、
2本入りで691円です。
1本当たり345円となり、3代メーカーで圧倒的な安さを誇っております。

私が一番オススメする理由がお分かりになるかと思います。

パナソニック(Panasonic)
¥17,980 (2022/12/29 10:54時点 | Amazon調べ)

ランニングコストとまとめ

さて、各メーカーのランニングコストを改めてまとめてみました。

  • オーラルB:1,185円
  • ソニックケア:1,206円
  • ドルツ:345円

いかがでしょうか?

こうして比較してみると、ドルツのランニングコストが群を抜いて安いことがわかります。

そして個人的にもう一つドルツをオススメしたいポイントがあります。

ドルツ本体と充電器

見てください!

ドルツの充電器

電動歯ブラシが宙に浮いてます!!

これまでオーラルB、ソニックケア、そしてドルツと3大メーカーを長期間使用してきましたが、最も気になったのが歯ブラシを使用した後に水で軽く洗い流した後、水滴が下に溜まる問題でした。

ドルツは宙に浮いているので、水滴が下に溜まりません。

電動歯ブラシ大手3社の全体の外観(左からドルツ、ソニックケア、オーラルB)

磨き心地という点においては、それぞれの主観で感覚的なところがありますから、あえて言及は避けておりましたが、スペック的にはどの電動歯ブラシでも問題ないレベルです。

ただし、記載の通り、ソニックケア以外はモデルによって性能が変わりますので、そこが選ぶ際の難しさと性能が低いモデルでは思っていた効果が得られず、結果として評価が低くなりやすいのではないかと予想します。

その点、ソニックケアは下位モデルでも十分な性能を感じられるので評価も高いのでしょう。
ランニングコストではイマイチですが、それでも導入しやすい電動歯ブラシとしては最も優秀ではないでしょうか?

導入コストを考えれば、私はダントツにドルツがオススメです。
長期間使用していく中で本体の重さというのは少なからずストレスになりますし、ランニングコストが安いということは「替えブラシを交換する心理的抵抗感が少ない=気軽に交換する=常にベストパフォーマンスを維持できる」という事です。

オーラルBとソニックケアはどうしても替えブラシが高いので勿体無いと思いブラシの交換を怠りやすく、その結果劣化したブラシを使い続けるとパフォーマンスが低下します。

そういった点も含めて、ただ知名度や最初の本体価格のみに惑わされず、長期的視野を持って、その後のコストなども考慮してみてはいかがでしょうか?

電動歯ブラシ大手3社の全体を斜めから(左からドルツ、ソニックケア、オーラルB)

電動歯ブラシの購入は掃除機と同様に一度購入すると長い付き合いになります。

そして、文明開花の如く手磨きには戻れない魅力的なものです。

家電量販店にて手に取って確かめて購入しても良いと思います。
しかしながら、その場の勢いで選ぶと後悔してしまうかもしれません。

私も悩みに悩み、家電量販店に行ったり、情報を集めて様々な視点で熟考しました。

当初は個人的にオーラルBよりもソニックケアの方が磨き心地が好きだったのでソニックケアを引き続き購入する予定でした。
しかしながら、ソニックケアのコストパフォーマンスの悪さもあって、悩んでいたところにドルツという選択肢が現れて、実際に触ってみた際にソニックケアと同等の振動を感じられたこと、そしてドルツの上位モデルでは横振動と縦振動が搭載されていることでソニックケアの売り文句である音波水流が搭載されているためにドルツを選びました。

結果として私はドルツにとても満足しております。

ドルツが手に馴染んでいる様子

旅行用の携帯ポーチもオシャレで持ち運びしやすく最高です!

ドルツの携帯用ポーチ

皆様の歯ブラシライフに良い選択ができる一助となりましたら幸いです。

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