アクアリウム初心者の私です。
ハイタイプ水槽を立ち上げて世話に追われる日々を過ごしてます。
皆様は熱帯魚やエビ、水草などアクアリウムの生き物たちをどこで購入してますか?
お近くのアクアショップでしょうか?
それともホームセンターでしょうか?
私がアクアリウムを始めたキッカケは家から徒歩5分程のところにアクアショップがあったことが始めた大きな理由の一つでした。
元々観葉植物を趣味としており、エアプランツを飾るための流木探しの為に立ち寄ったのがキッカケです。
流木を購入する予定が気が付いたらボトルアクアリウムの道具一式を持参して店から出ていました。
さて、そんなアクアリウムライフを始めて間もない私ではございますが、趣味というのはどうしてもお金がかかりますよね…。
私もアクアリウム歴1年未満ですが、浪費したお金はトータル10万円に達してます。
少しでも安く購入したい…
これは誰もが思うことでしょう。
安く購入するとなるとネット通販が欠かせません。
アクアショップって意外と高いんですよね…。
安心とのトレードオフだと割り切ることもありますが、それでも高いものは高い!
ホームセンターだと安い…
というわけにもいかないのがアクアリウムの悲しいところです。
水槽や濾過フィルター、ヒーターなどの道具はネット通販でも良いでしょう。
しかし、生き物をネット通販で購入するとなると途端に不安になります。
ネット通販で生体を購入するのは大丈夫なの?
特に私は北国に住んでおります為、配送日数もかかります。
発送翌日に到着することはありません。
だいたい2~4日程かかってしまいます。
生体は無事なのでしょうか?
ネット通販大手は楽天市場にも出店されている「チャーム」さんが有名ですね。
アクアリウム用品はもちろん、生体も販売されてます。
ネット通販最大手なだけに安心できるでしょう。
しかし…
Amazonの聞いたことのない販売業者から購入はどうでしょうか?
不安しかない!!
でも、チャームさんよりも安い!!
例えば、チャームさんだと18匹で2,760円+送料(1,130円)なので3,890円。
つまり、216円/匹です。
しかし、Amazonだと選択肢も広がって、「NOKO-T」さんという販売元だと
20匹+2匹(死着保証)で2,999円+送料(330円)なので3,329円
151円/匹となります。
価格差が約1.4倍あります。
当然ながら、アクアショップだと400円/匹くらいで販売されておりますので、圧倒的に安いところがメリットとして挙げられます。
しかし、本当にネット通販で生体を購入するのは大丈夫なのでしょうか?
本日は、ハイタイプ水槽を立ち上げたことに伴ってチェリーシュリンプを購入してみましたので、レビューいたします。
NOKO-Tさんを選んだ理由
NOKO-Tさんを選んだ理由は、価格の安さはもちろんですが、6種類のカラーが一気に揃うことです。
チェリーシュリンプの魅力の一つとしてカラーの豊富さが挙げられます。
NOKO-Tさんのチェリーシュリンプ6種類は
- 極火蝦(レッドファイヤー)
- ベルベットブルー
- オレンジチェリー
- イエローチェリー
- レッドルリー
- スノーボール(ホワイト)
となります。
各3~4匹ずつの計算です。
6種類の色合いで22匹揃えるとなると、ネット通販で安く揃えられるチャームさんでも3匹で700円~1,000円程するので
それが6種類で想定価格が5,000円程になってしまいます。
しかしながら、NOKO-Tさんでは半額近くで購入できてしまうわけです。
アクアショップだともっと高額になってしまいます。
水槽を立ち上げてまとめて導入したい場合には心強い量と価格です。
☆になって到着したり、導入後にすぐに☆にならなれけば圧倒的な安さですが、結果として☆になるのが多ければ安物買いの銭失いでしょう。
購入も北国では寒さが到来している11月です。
外の気温が一桁だったりする季節に無事届くのか…
届いた様子
11月3日に注文して、翌4日に発送通知が届きました。
その後11月6日に到着しておりますので、2日間配送に費やした形となります。
梱包は発泡スチロールです。
ヤマト便で配送されており、ご丁寧にビニールテープを剥がすための場所を示す印がついてました。
開封した時の様子です。
新聞紙に包まれており、中にはカイロも1個同封されております。
あとはステッカーシールが付属されてますね。
梱包自体はとても丁寧で出品者の丁寧な性格を感じさせます。
水温計は17℃を示してます。
しかし、実際には水温の冷たさにビックリして慌てて水合わせの際に容器を手で温めてから計測したので、到着時はもっと低かったと思います。
正直、とても冷たいです。
チェリーシュリンプの適温は20~25℃程でしょう。
近縁種のミナミヌマエビは低温にも強いとのことで、5℃の低温でも生きられるらしいのですが、やはり低温だと不安になります。
到着時の生体数を確認
さて、問題は20匹+2匹(死着保証)のうち、何匹無事に届いたかです。
・ベルベットブルー3匹
・スノーボール3匹
・レッドファイヤー4匹
・オレンジ4匹
・レッドルリー4匹
・イエロー4匹
上記が発送された数量とのことでした。
実際に届いたのは…
・ベルベットブルー2匹
・スノーボール3匹
・赤4匹
・オレンジ4匹
・レッドルリー4匹
・イエロー4匹
更に、オレンジ1匹とレッドファイヤー1匹がひっくり返って動きません。
よく観察してみると、エビの尾びれ?の残骸らしきものが確認されたので、ブルーベルベットは配送中に☆になって、他のエビたちに食べられた可能性がありました。
※低評価レビューにある「数が少ない」はこれが原因かもしれません
オレンジとレッドファイヤーのエビはいわゆる死着ですね…
そのため、無事到着したのは19匹ということになります。
私としては、問題ないと考えました。
これで半分が☆になって届いたならば問題ですが、保証として2匹余分に入っている事を考えれば1匹の損失で済んだことと同意です。
3匹も損失してるなんて言えるはずがありません。
それに、梱包自体もとても丁寧でしたし、カイロも同封されていて、保温対策としては最善を尽くされていると思います。
私が業者であったとしてもこれ以上の対策は思いつきません。
最善の対策をして発送されたのだから、クレームはつけられないと思います。
数の確認と報告も兼ねて出品者に連絡したところ、すぐに返事もいただき20匹を下回ったために1匹分の返金までしてもらいました。
対応としては申し分ございません。
あとは、どのくらい生き残るのか?
これが一番の問題です。
無事に届いても全滅したら意味がないのです。
届いたエビたちの体力があっても私の水槽の水質などに問題があれば☆になってしまいます。
導入後の悲劇
結論から申し上げますと、
・イエロー1匹
・ホワイト1匹
・レッドルリー1匹
合計3匹のエビが☆になってしまいました。
到着時に既に体力がなかったのか、水質が悪かった(合わなかった)のか、原因は明確にすることができませんが、私は水質が不完全だったのではないかと思います。
理由は、水槽内にバクテリアが繁茂しているように感じられなかったからです。
エビ(シュリンプ)は水質に敏感です。
理由としては
・エビはバクテリアを飼料やコケのみならず、バクテリアも餌にしている
・エネルギーを蓄えることが苦手でこまめに食事をする必要がある
・脱皮を繰り返し、脱皮の際水質に影響されやすい
という事が言われているようです。
対してミナミヌマエビは意外と丈夫だったりします。
チェリーシュリンプやビーシュリンプは水質に敏感なのに、ミナミヌマエビが丈夫なのは、前者は人の手によって作り出されたからだとも聞いてます。
とにかく、水槽を立ち上げてから間もなかったので、水質が完全ではなかった可能性が高いです。
日に日に落ちるエビたちを眺めて、原因をいろいろと探していく中で、私の住む北国と発送元業者の千葉県では水質が異なるためにショックが起こりやすいのでは?とも考えたのですが、可能性としてはあるものの自身が関与できない理由にしてしまって思考を止めることは嫌でした。
後日、ビーシュリンプを試しに3匹導入した際に、その子たちは同じ地域で繁殖した個体であるにも関わらず2匹☆になってしまったので、この結果からもわかる通り、水質が不完全であったことは疑いようもない事実となります。
導入後の歓喜<抱卵>
生き物が亡くなるのは本当に辛く悲しいです…。
どんなに小さなエビだったとしても、愛情をもって接している命に変わりないのですから、後悔が後を絶ちませんでした。
しかし、とても嬉しいこともありました。
抱卵個体が確認されてました。
実はNOKO-Tさんで購入したチェリーシュリンプの中には、到着時から抱卵した個体まで存在していたのです!
もう一度言いますよ?
到着時から抱卵した個体がいました!
これ、本当にすごいサービスです!
通常、抱卵個体は+数百円で販売されていることも珍しくありません。
卵を抱えているということは、そこからエビが増える可能性があるのですから、付加価値としても高く、お店側も通常は同価格で販売することはしないでしょう。
それがなんと、
・ブルーベルベット
・スノーボール
この2匹が抱卵してました。
水槽に生体導入してから数日後、今度は
・ファイヤーレッド
が抱卵しているではありませんか!!?
更に1週間後…
・オレンジ(イエロー?)
が抱卵してます!!
抱卵祭りです!!
導入後の歓喜<稚エビ>
更に嬉しい報告が続きます。
私は過去、20cmキューブ水槽でもエビが抱卵したことがありました。
しかし、その後稚エビを確認することができず、おそらくは成長できずに死んでしまったものと思われます。
抱卵しても無事に育つとは限らないのです。
ところが…
稚エビが目撃されるようになりました!
しかも、複数匹です。
色は写真の通り、ブルーベルベットとスノーボールのようです。
おそらく、到着時から抱卵していたブルーベルベットとスノーホワイトの卵が無事に孵って、稚エビが死ぬことなくしっかりと育ってくれていたのでしょう。
写真はこれでも大きくなったほうです。
最初に確認された時はバクテリアかな?と思うレベルで小さくて何度も目をこすりました。
現在でもまだまだ小さい稚エビですが、今後無事に大きくなってくれたら嬉しいです。
その後の進捗
稚エビもマチマチですが見られるようになり、エビたちはやって来た当初と比べると格段に大きくなってます。
むしろ、この短期間で大きくなり過ぎているくらいです。
以前から飼っているミナミヌマエビも抱卵しており、レッドビーシュリンプも☆にならずに生き残っているため、現在の水質はとても良好だと思います。
水質管理で心がけているのは、
毎日換水すること
これに尽きます!!
「毎日水替えするのはよくないんじゃない?」
そう思われるかもしれませんが、私の場合には少なくとも上手くいってます。
ただし、換水する水量は約1/20です!
私の水槽は30cmハイタイプ水槽で32L水が入ります。
これを毎日1.5L分(ポカリスウェットのペットボトル分)交換してます。
なので約1/20という量なのです。
正確には、32L水槽にあって、外部フィルターで約3Lあるため、合計35Lに対して1.5Lのペットボトルの水が少し余る程度なので1/25くらいな気がします。
この毎日少量の水を交換するのは手間はかかりますが、
急激な水質変化を起こさないという点において、ベストな選択肢だと思います。実際にビーシュリンプは☆にならず、最近導入したブラックピントシュリンプというビーシュリンプの種類に至ってはまだ1匹も☆になっておりません。
実はエビに合わせて魚が20匹もいる大所帯の過密水槽なのにです。
まだ導入してから日が浅いので結論を急ぐには時期早々ですが、それでも生体が元気に泳ぎ回り、エビが抱卵して稚エビがすくすく成長しているということは問題がないように思います。
この毎日の換水は、ソイルの掃除やストレーナー掃除も兼ねて日々行ってます。
その為、濾過能力が低下しにくく、低床に溜まりがちな生体のフンなど有機物を取り除けるために水質の状態がキープできているのです。
ちなみに私が現在愛用しているのがニッソーさんのロングスポイトです。
こちら、ハイタイプの水槽でも手を水槽内に入れることなく、ソイルとフンを分離しながら吸い取れるのでとても便利です!
特にワイドノズルが気に入ってます。
上記はロングタイプですが、ハイタイプ水槽じゃない方は通常タイプをオススメします。
これに加えて水草を繁茂させており、特にアナカリスをはじめとした浄化能力の高い水草によって有害物質を吸収できているのも大きいです。
アナカリスがスゴイ勢いで成長しており、恐ろしいくらいですが、そのくらい水中に溶け込んだ栄養素を吸収しているという事ですから、アナカリスがなかったらと思うと想像するだけで怖いですね…。
まとめ
AmazonのNOKO-Tさんで購入したチェリーシュリンプは死着や到着後☆になる個体も存在するが、しっかりと水質を管理できている水槽ならば問題なく生存してくれます。
更に抱卵個体が届く場合があり、稚エビまで生まれてくれるのでとてもお得で満足度が高いです。
これから北国は本格的な冬を迎えるので、さすがにネット通販では厳しい寒さになるのかな?と思ってしまいますが、もし私がもう一度チェリーシュリンプを購入するならば、AmazonのNOKO-Tさんで購入しようと思います。
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