甘党と甘党じゃない人の境目ってどこにあると思いますか?
ケーキが好きな人が甘党?
チョコが好きな人が甘党?
お菓子が好きな人が甘党?
甘党の定義は色々とありますが、
私の独断と偏見の定義は…
練乳を舐める程好きな人
これって甘党の人あるあるですよね?
そんな甘党の定義を論じたいのではなくて、今回はそんな甘い食材代表格の一つ、練乳を簡単に作る方法をお披露目します。
通常の練乳の作り方
通常の練乳の作り方は、
- 牛乳に砂糖を入れてよく混ぜる
- 鍋に移して、ひたすらに加熱しながら混ぜる
- とろみが出てきたら火を止めて完成
これが通常の練乳の作り方のレシピです。
ちなみにミルクジャムも材料と作り方は全く同じです。
練乳=ミルクジャムと言っても過言ではないかもしれません。
狭義的には、ミルクジャムは加熱して液体又は個体のキャラメル状に仕上げるのがミルクジャムであり、練乳は牛乳と砂糖を混ぜ合わせた液体を濃縮したものが練乳とのこと。
実は生キャラメルというのもミルクジャムの固形又は半固形のものを示しているみたいです。
つまり、加熱時間によって
練乳→ミルクジャム→生キャラメル
と姿形が変わっていきます。
そんな名称違いはどうであれ、
この鍋でひたすらに煮込むというのが大変です。
以前、牛乳をひたすらに煮込んで固めたお菓子「蘇(そ)」が流行りました。
材料は牛乳オンリーというシンプルさ、鍋でひたすら煮込むだけという単純な作り方で話題を呼びましたが、実際に作ってみるとなると、煮込んでいる間は焦げないようにひたすら混ぜ続けないといけないために台所から離れることが出来ずとても大変でした。
通常の練乳の作り方も同様に牛乳に砂糖を入れた液体を鍋でひたすら混ぜながら加熱して水分を飛ばして濃縮させなければいけない為に労力を必要とする料理だったのです。
おまけに牛乳もそれなりに量を使用しますし、長時間加熱するのでガス代(或いは電気代)がそれなりに発生します。
そのために、ご家庭で練乳やミルクジャムを作ろうなんていう発想に至る人はごく稀でした。
練乳やミルクジャムは意外と高い
結果として…
こうしたミルクジャムが市販されており、スーパーなど身近でも売られております。
しかしながら、メジャーな苺ジャムなどよりも高価で子供の頃の私にとっては高い贅沢品でした。
練乳も同様にスーパーでも売られてますが、どうしても高価です。
しかしながら、根強い練乳ファンのために
なんと大容量1kgの練乳まで販売されてます。
練乳ファンが多いことがそれだけ多いということですね!
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それでも、やはり通常使いにはコストが嵩みます。
至高の甘さと、自作するには手間がかかること、そして意外と高価なこと
これらが更に高嶺の花のような贅沢品として練乳の格を上げているのかもしれません。
時間と手間がかかり、作るにも買うにもお金がかかるのが練乳(ミルクジャム)なのです。
簡単!秒で練乳が作れる
通常は牛乳と砂糖をひたすら鍋で煮込んで作らなければいけない練乳ですが、これが僅か数十秒で作れるとしたらどうでしょうか?
しかも、材料は牛乳よりも安価な材料でできてしまうとしたら最高ですよね!
実は、そんな夢のような作り方があります。
その材料が…
粉ミルクです!!
赤ちゃんが飲む粉ミルクです!
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最近は大人向けの粉ミルクも販売されている為、そちらを用いても構いません。
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スキムミルク(脱脂粉乳)も同様に使用することができると思いますが、風味が若干あっさりとしてしまうかもしれませんので、ここでは風味を重視して粉ミルクとしておきます。
超簡単!練乳のレシピ
作り方を記載するまでもないのですが、レシピサイトっぽく記載してみました。
材料(2人分)
- 粉ミルク:大さじすり切り2杯(15g)
- グラニュー糖:大さじ大盛り2杯(20g)
- お湯:30〜50ml(お好みで調整)
- はちみつ:お好みで少々(なくてもOK)
作り方
- 耐熱の小皿に粉ミルク、グラニュー糖を入れる
(お好みではちみつを加えると更に美味しくなります) - お湯を入れる
- 混ぜる
完成です!!
慣れれば30秒程で完成してしまいます。
私は毎朝の食パン(2枚)に完成した練乳をミルクジャムよろしく塗って食べています。
味わいはまさに至高の甘味!練乳です!
風味も後味もミルク感が感じられます。
市販のミルクジャムだともったいなくてケチってしまい甘さが足りない或いはすぐに無くなってしまうのですが、こちらであれば贅沢にたくさん付けても良いですね!
オマケに粉ミルクで作った場合には栄養素も豊富でタンパク質はもちろん、体にも良いビタミン類やミネラルなどの微量元素も補えて罪悪感も薄れますので遠慮なくベッタリと食パンにつけて食べられます。
ホットケーキでも1袋分で作った2枚のホットケーキにたっぷり付けて食べてちょうど良くなくなる分量が出来上がります。
私は毎朝コーヒーを飲むために電気ポッドでお湯を沸かしているのですが、そのお湯を少し使用すれば良いので手間もほとんど変わりません。
まとめ
通常、時間と労力、そしてお金のかかる練乳(ミルクジャム)作りが、僅か数十秒で簡単にお手軽な素材と予算で作れてしまいます。
水や粉ミルクの量を変えれば、練乳からミルクジャムと幅広く作り分けできます。
作ったものを更に電子レンジで加熱して水分を飛ばしたり、それを煮て生キャラメルに仕上げても良さそうですね!
濃厚で甘美なミルクの風味は間違いなく甘党の皆様を満足させられる逸品です。
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